Haagenti 发表于 2021-2-3 14:49:50

究极的扭蛋商品ULTIMATE MECHANIX 独角兽高达 自动变形 扭蛋机 开发介绍

究极的扭蛋商品ULTIMATE MECHANIX 独角兽高达 自动变形 扭蛋机 开发介绍



今回は先日受注を開始させていただいた


「ULTIMATE MECHANIX-UNICORN GUNDAM-」


を中心に久々のブログにて情報をお届けしたいと思います。







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25,000円の商品というのは私も初めてだったので非常に不安だったのですが、発表からすぐに大反響をいただき多くのご予約をいただいている状況となっております。どれくらいかというと、3日間初動がモビルスーツアンサンブルのインレ級(ガシャポンガンダムのプレバン最大売上商品)となっております。
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この先シリーズ物のインレの様に受注が伸び続けてくれるのかちょっとわからないのですが、すでにご予約いただいた方やまだ購入を検討中の皆様により詳細な情報を何回かに分けてお届けしていきたいと思います。ご予約いただいた皆様、ありがとうございます。そして、ご検討中の皆様の判断材料になるような情報を追いかけでお届けできればと思いますので、気になったら是非ご予約いただけますと幸いです。







今回は少し昔も振り返りつつ【商品のポイント】【企画の始まり】【ネーミングの秘密】を少しご紹介したいと思います。





【商品のポイント】


より詳しい商品ポイントの初回は次回以降のブログで紹介したいと思うので今回はさわりだけご紹介します。


本商品最大の魅力は頭部だけとはいえ「ユニコーンガンダムの変身プロセスが自動で行われる」という点です。



リモコン操作でユニコーンモードとデストロイモードの切り替えが可能な他、赤と緑の発光色の切り替えも行うことができます。これがですね、リモコンで自由に操作すると思いのほか楽しい!のです。リモコンで好きに切り替えできるって意外とロマンだなと。他にも単純にリモコンじゃないとこのアンテナ開くとき危ないなとか、操作するたびに近づいてボタン押してまた離れてっていうのは大変だなというのもあり、リモコン操作を採用しました。





そして、ガシャポンマシンと謳いつつ設定を再現しているという点です。設定を再現していると言っても、ガシャポン機能がユニコーンに備わっているというわけではなく、ユニコーンガンダムの元設定をガシャポンの機構に落とし込んでいるという意味になります。






商品としてはこの形状でぱっと見「中央にあるガシャポンおかしくね?」となるとは思うのですが、ガシャポン部分は全天周モニターを備えたコックピットをイメージした構造物となっております。宇宙世紀(Zガンダム以降)では比較的定番のコックピット形状で、プラモデルなんかでも再現されているのでご存知の方も多いかもしれません。ここにフレームが付き、外装がつくことでいつもの外観になっていくという途中段階をイメージしつつ、それをガシャポンに落とし込んでおります。






ここから先のイメージを画像にするとこんな感じです。コックピット周りのフレームまでつくと大分イメージがつくのではないでしょうか。本商品はガシャポンマシンと謳いつつ、ガシャポン機能には極力コストをかけないというのを一つテーマにしているので簡素な作りではあるのですが(これものちのブログで細かくご説明予定です)、設定に寄り添いつつ外観と機能のバランスを取っております。※腹部のフレームと装甲は商品には含まれません。


そして、徹底的なコストカットと省エネ構造による低価格での商品提供というのがポイントです。「いやいや、25,000円高いでしょ!」と感じるとは思うのですが、このサイズこの機能を備えて25,000円は結構とんでもないことなのです。普通に作ったら3万とか4万じゃ効かないのです。最後の最後まで35,000円いや、30,000円!と上代設定に悩みに悩みつつ、たくさん売れれば良いのだし最後は自分の責任だな!という事で多くの人に手に取ってもらいやすいように25,000円で設定させていただきました。


この話は追々設計者の工夫のコメントなどももらいつつご紹介させていただければと思います。とはいえ、ここはなかなか伝わりづらい部分ですね。





【企画の始まり】


昔話も交えつつ、過去のブログと重複する話も多いので過去の記事読んでる人はほとんど読み飛ばしても大丈夫です。


始まりは5年前、私がキャンディ事業部(食玩の部署です)からベンダー事業部(このガシャポンの部署です)に異動してきてすぐのことです。私に与えられた使命は「ベンダーのガンダムカテゴリーの立て直しと最大化」でした。簡単に言うと「ガシャポンのガンダムをカテゴリーとして安定させつつ売上を倍にせよ」っていうサラリーマンを題材にしたドラマの始まりのような、はたまたプロジェクト〇のような奴です。立て直しだけではなく売り上げ倍ってマジで?となりながら、ベンダー生活が始まったわけです。そのほかにハイターゲットキャラクターの拡大とかいろいろあったのですが、とりあえずそのあたりは置いておいて今回はガンダムの話に焦点を当てます。


食玩とガシャポン、商品は似たようなサイズとか価格なのですが、利益の構造やコストの考え方、流通のさせ方など何から何もが全然異なり、更には内税ということもあり「食玩より商品成立の難易度高くね?」というところから始まりました。ガンダム自体は最強のIPなのでファンの皆様に受け入れてもらえる良いものを作ることができれば間違いないとは思いつつも、高仕様の商品を作るには難易度が高い環境です。ここからどのようにより良く、より安い商品を作るか?という検討とアクションが始まります。


幸い、上司が食玩部署時代に一緒に仕事をしてきた方々だったので、様々なアクションが円滑に行える環境がすぐに構築され、自由に動けたのでその点では非常に恵まれておりました.





各シリーズの誕生秘話的なものは過去のブログで掲載したので簡素になりますが、最初に行ったのは「ガシャポン戦士DASH8弾の原型の再構築」でした。ガシャポンのガンダムはガシャポン戦士DASHが主力にしてほぼすべてという環境の中、当時は為替が120円近くまで上がる円安(輸入業に不利で低単価品は特に利益を残すのが非常に難しい環境)ということもありつつDASHは仕様が高すぎる(400円でも全然合わない)ため、すぐにでも止めるか仕切り直すかなどの判断が必要な状況でした。一方で、超高仕様の割に武器などのパーツが小さくシルエット感が弱かったため、外観にもっと満足感を持たせたく武器だけでも大きくカッコよくしたいという事で急遽原型を再構築しました。



左図から右図へ修正をかけております。武器が大幅におおきくなり、シルエット感が強調されているのが伝わりますでしょうか。


この時点で売り上げのほぼすべてであった「主力であるガシャポン戦士自体を何とかしなければならない」という課題も見えつつ、ガシャポン戦士は200円のNEXTから300円DASHに移行して間もなく(2年くらい)、ここでシリーズポンポン変わってラインナップまた1からで値段も上がってというのは絶対に嫌だなぁと感じておりました。ということで何としても300円で提供したかったため、ガシャポン戦士自体を何とかしなければならないという課題に加えて、300円で据え置くのであれば【ガシャポン戦士に利益を求めるのは難しい】という別の課題が見え【他の柱を立てて全体のバランスでガンダムをビジネスにしていかなければならない】という解決のための目標が立ったわけです。


そこで生まれるのが新ブランドである「モビルスーツアンサンブル」なのですが、それはまた別の過去記事をご参照ください。



アンサンブル最初期スケッチ。もう超懐かしい!のレベルですね。



前置きが長くなりましたが、「モビルスーツアンサンブル」を立ち上げつつ、何か驚きのある商品も作ってみたいよねということで企画されたのがこの「自動変身するユニコーンガンダムヘッド」でした。当時電動で回転変形する玩具があり、これを応用すればユニコーンガンダムの頭部の変身再現できるなと。そして、アンサンブルとほぼ同時に企画がスタートし、アンサンブルは同年の12月にシリーズがスタート。本商品は5年の時を経て受注案内にこぎつけたというわけです。


5年かけたというと壮大な企画っぽいのですが、正直な話をすると優先順位を最も低く置いて作業をしていたため5年かかったというのが本当のところです。アンサンブルとか他の商品をしっかり立てて安定化と最大化という使命を果たすにあたって、シリーズでもない上に開発カロリーが果てしない商品を優先して他の商品がおろそかになったじゃ話にならないのでユニコーンヘッドは仕事の合間合間に少しずつ少しずつ開発されていったわけです。アンサンブルが思いのほか巨大なブランドに育ってくれて仕事がめちゃくちゃ増えたというのもこちらがより後回しになった一因ですね。間にアクアシューターズやロボットコンチェルトというオリジナルブランドも次々と1弾発売後の実績で2弾目以降のシリーズ継続が決まり、更にユニコーンの開発が後ろに倒れていきました。(うれしい悲鳴ではあるのですが)


そして、本来ユニコーンヘッドのような大型商品は、企画担当がいて、開発担当がいて、設計担当がいて、駆動系とかに詳しい担当の人がいてと社内でも複数人数のチームで当たるのですが、トイ部門がチームプレイなら、ベンダー事業部は個人プレイの部署であるため「企画開発」という担当が1人いるだけなので、その点でも時間がたっぷりかかりました。その分人件費はがっつりカットできてますね!※もちろん外部に設計してくれる人、原型作ってくれる人、駆動系を作ってくれる人がいますので私一人で作っているわけではありません。


この先の話はまた細かい資料などを交えつつ次回以降のブログで御紹介します。





【ネーミングの秘密】


久しぶりのブログでたっぷりと書いたので最後の項目は簡素に


ULTIMATE MECHANIX-UNICORN GUNDAM-





お気づきの方も多いと思いますがメカニクスが「MECHANICS」ではなく「MECHANIX」という綴りになっています。これは、当初モビルスーツアンサンブルが「重装」によるシルエット変化「重奏」を組み合わせた掛け算(重装×重奏)をテーマに立ち上げたのに対して、こちらの商品は工夫を凝らしたギミック付きのマシン「MECHANIC」と、極力設定や外観を損なわず遊びの要素としての「ガシャポン」要素を掛け合わせた


「MECHANIC」×「GASHAPON」


という掛け算の商品であるという思いを込め、このような名前になりました。ガシャポンをうまく名前に組み込むのが難しかったのでXの中にすべてを集約してMECHANI【X】へ。Xは未知なモノにも使われるかなということで、もし他のマシンなどでも展開してガシャポン以外との掛合わせでも使える名前というのもちょっとだけ意図しております。正直この商品はアンサンブルほど名で体を表すネーミングが思いつかず、最後の最後まで正式名称が未定のままでした。内々にはこのネーミングがありつつ、もっといい名前を思いつくまでと「ユニコーンガンダム型ガシャポン排出機」とか「おうちでガシャポン★ユニコーンガンダム」と仮称で呼びながら進行しておりました。最終的にはそのままこのネーミングになりました。





まだまだたくさんの開発話があるのですが、それは次の機会に。ということで、久しぶりのブログはなかなかの大ボリュームとなりましたが、Twitterも使いつつまた何回かに分けてULTIMATE MECHANIXの魅力をお伝えできればと思います。春~初夏頃にはきっと実際に駆動する状態のモノをお見せできると思うので(音質や変身のモーションもよりクオリティアップを目指しております)お楽しみに!
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